職場の労務管理において、「メンタルヘルス」の重要性が叫ばれて久しく、昨今ではどの企業の人事部におかれましても、従業員様の「心のケア」に重点が置かれております。
厚生労働省は、「過去1年間にメンタルヘルス不調により連続1カ月以上休業又は退職した労働者がいる」企業の割合を公表しており、1,000名以上の事業所ではおよそ9割が、1カ月以上の休職者または退職者を抱えているとの調査結果が出ています。
また、上場企業を対象とした民間調査では、上記の状況の企業の割合は、2002年では「58.5%」、2009年では「70.0%」という報告がなされております。弊社のクライアント企業様におかれましても、従業員様100名様につき、およそ1名の割合で、「うつ」あるいは「うつ状態」を理由に戦線離脱を余儀なくされ、長期にわたり病気療養中の方がおられます。企業や事業所の規模が大きくなれば、心の病による休職者の発生率は自然と高くなり、ほとんどの企業や事業所で休職者が一定程度発生しているようです。
企業のメンタルヘルス対策ご提案
労働者の心の健康の保持増進のためのストレスチェックの義務化が求められていますが、年に一度のチェックだけで、みえにくい心の病に対してのケアをはかる事は難しいものです。日々における、事前対策、職場環境把握と改善、管理監督者等の支援を、外部の専門的な機関を活用する事により、より活力ある企業になるサポート致します。
事前予防対策
メンタルヘルスケア推進にあたる教育研修・情報提供、セミナー、研修、適性診断、ストレスチェック
早期発見
心の健康の不調への気づきと対応、個別カウンセリング
職場復帰対策
スムースな職場復帰と就業継続のための支援、アフターフォロー
これらのお取り組みにより、御社の作業能率・生産性が向上し、結果として、休職や離職率を減少させることが、わたしたちAXIAのミッションです。
外部委託により、個人情報の秘密保持を徹底する事ができます。
社会保険労務士(経営者側)と産業カウンセラー(労働者側)が、強力にタッグを組み、労使双方からのご要望をマッチングさせ、御社にとって最適なプログラムをご提案致します。
AXIAメンタルヘルスプログラムの5つのメリット
①企業の生産性を向上させる
従業員の個人的な問題に対して適切に対応することで個人としてのパフォーマンスを 向上させ、企業としての生産性向上を目指します。
②企業の損失を最小限にする
業務に支障をきたすような個人的な問題を抱える従業員に対して適切に対応することで 従業員の損失、さらには企業全体の損失防止を目指します。
③企業自体が有する問題点を明らかにする
企業風土、企業体質といった問題から、各事業所が有する個別的な問題までが明らかにされます。 明らかになった問題に対して、有効な手段を考え、改善してゆくことが可能になります。
④企業の健康管理費(主に医療費)を低減させる
早期発見・早期治療は、直接的な医療費にとどまらず、企業としてトータルに必要となる健康管理費用 を低減させます。
⑤有能な従業員の雇用を促進する
企業にとって有益な従業員ほど、彼ら自身もしくはその家族に対して企業が実施するケアが手厚いことを 、魅力と感じています。従業員のスキル自体に価値を求める時代において、企業価値向上の面からも有効であるといえます。
サービスの概要
仕組みづくり
直属の上司や人事担当者が一人で悩むことがないよう、就業規則のみなおしや職場復帰支援プログラムを作成するなど、メンタルヘルスに対応した仕組みづくりを行います。
社内教育
一般社員、管理監督者、事業場内産業保険スタッフ等、それぞれの職務に応じた社員教育を行うことで、メンタルヘルスに対する誤解や偏見をなくすとともに、各人の心の健康への意識の向上、職場内でメンタルヘルス不調者がでた場合の対応など周知します。
職場環境の改善
メンタルヘルスの問題は、職場配置、人事異動、職場の組織等の人事労務管理と密接に関係しています。過重労働のみなおしも含め、職場環境の改善を行います。
定期的な訪問
定期的に貴社へ伺い、お打ち合わせの中でヒアリングやご提案を行います。
専門家によるWサポート
社会保険労務士が、御社の経営サイドから、産業カウンセラーが御社の従業員様のお悩みに対し、サポートを行います。
労務コンプライアンスのサポート
労働基準法、労働安全衛生法に則り「心の健康づくり」を推進します。また、法律面からみた労務管理のみならず、メンタルヘルスの観点からも問題解決への糸口を探します。 御社のご要望、現状、目標、スケジュール、緊急度などに応じてサービス内容を設計いたします。お気軽にご相談下さい。